桐生、追い風参考10秒01も決勝は棄権/陸上

陸上・布勢スプリント(6日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)男子100メートルの予選3組に出場した桐生祥秀(25)=日本生命=は追い風2・6メートルで参考記録ながら10秒01をマーク。レース後に右アキレス腱に違和感を抱えていたことを明かし、24日開幕の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を見据えて大事をとって決勝の棄権を表明した。予選2組では山県亮太(28)=セイコー=が追い風1・7メートルのコンディションで10秒01の大会新記録を樹立して決勝へ。予選1組を10秒07でトップの多田修平(24)=住友電工、10秒24で2位のケンブリッジ飛鳥(28)=ナイキ=らも決勝進出を決めた。

桐生は4月29日の織田記念国際(3位、10秒30)、5月9日の東京五輪テスト大会(フライングで失格)と不本意な結果が続いていたことで「これが初戦だと思って」と気合十分で好走した。追い風参考とはいえ「ちょっとホッとしました」と笑顔。約2週間前から右アキレス腱に不安を抱えていたことでレース前から今大会は1本と決めていたというが、東京五輪切符獲得を目指す日本選手権に向けて「これで自信を持って臨める」と弾みをつけた。

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