青学大・原晋監督「日陰が少ない、体感温度は東京の方が涼しいのでは」…五輪マラソン札幌開催決定に疑問

引用元:スポーツ報知
青学大・原晋監督「日陰が少ない、体感温度は東京の方が涼しいのでは」…五輪マラソン札幌開催決定に疑問

 20年東京五輪のマラソン・競歩の開催地が1日、札幌市に正式決定した。この日都内で国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長、大会組織委の森喜朗会長(82)、小池百合子東京都知事(67)、橋本聖子五輪相(55)が出席した4者協議で発表された。最後まで反対した小池知事は「合意なき決定」と表現。都が費用を負担しないなど合意した“札幌移転4か条”が披露された。一方、大学駅伝の名物指導者らはIOCに苦言や提言を呈した。

 自他ともに認める日本陸上界の「異端児」青学大・原晋監督(52)は、議論がほとんどなされないまま札幌移転が決まったことに疑問を投げかけた。

 「高いビルが多くて日陰区間が多い東京に対し、北海道マラソンのコースは新川通など日なた区間が多い。選手の体感温度は、むしろ東京の方が涼しいのではないか。実際、路面温度を測ったりしたのだろうか」

 原監督は当初の東京五輪コースとほぼ同じ経路で行われた9月15日の五輪代表選考レース(MGC)に出場した橋本崚(26)=GMO=ら教え子から東京コースの特徴を“取材”。北海道マラソンは複数回テレビ解説しているため、コースを熟知している。原監督が指摘する通り、北海道マラソンは15キロ手前から40キロ手前で北大キャンパスに入るまで、高い建物がほとんどない“北の大地”を走る。晴天の場合、ランナーは長い間、直射日光を浴び続けることになる。

 この日、原監督はツイッターでも「〈1〉日本陸連としての立場が弱すぎる〈2〉アスリート自らの思いを発信できてない〈3〉トラック&フィールド多種目混在する中マラソンへの思いや当事者意識の欠如」などと投稿。「もっと多くの人がアイデアを出し合って、ベストな方策を決めてほしかった」と残念そうだった。

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