3位の細谷 自己記録を22分以上更新 びわ湖毎日マラソン

引用元:毎日新聞
3位の細谷 自己記録を22分以上更新 びわ湖毎日マラソン

 第76回びわ湖毎日マラソンは28日、大津市の皇子山陸上競技場を発着点とするコースで行われ、一般参加の細谷恭平(25)=黒崎播磨=が日本歴代6位の2時間6分35秒で3位に入った。

 2度目のマラソン挑戦とは思えない大躍進だ。25歳の細谷が自己ベストを22分以上も更新し、日本歴代6位に食い込む2時間6分35秒をマーク。「コンディションは良かったが、何で走れたのか、自分でも動揺している感じ」と喜んだ。

 初マラソンだった前回のびわ湖は、冷たい雨にもたたられて2時間28分47秒で120位。「びわ湖でやり返す」と誓って臨んだ今大会は、持ち味の安定感を発揮した。1キロ当たり3分のラップを正確に刻み、第2集団で冷静に進めた。ペースメーカーが離れた30キロから一気にスパート。先行した選手たちを次々に追い抜いていった。

 茨城県出身。2017年の中央学院大3年時には箱根駅伝の山上りの5区で区間3位と好走。チームの総合6位に貢献した実力者だが、故障にも泣かされ、全国的には無名の存在だった。

 だが、今季は専属トレーナーがつき、「足が痛くなる前にケアできている。けがなく練習を継続できていることがタイム向上につながった」と飛躍のきっかけをつかんだ。

 優勝した鈴木健吾(富士通)とは同い年。「マラソンで日の丸を付けたい」と語る伸び盛りの25歳が、日本の長距離界を盛り上げる。【伝田賢史】

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