IOCコーツ氏、4者の実務者会議を提案 小池都知事は「東京開催を望みたい」

引用元:産経新聞
IOCコーツ氏、4者の実務者会議を提案 小池都知事は「東京開催を望みたい」

 2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会、東京都などとの合同会議が30日、東京都内で始まった。冒頭でIOCのコーツ調整委員長は「IOC理事会は札幌開催を決めた」と語り、既に決定事項としたが、「コンセンサスを得られずに日本を離れたくない」とも述べ、IOC、政府、組織委、都の4者による実務者会議を提案した。

会議は3日間行われる。

 コーツ委員長の発言後、大会組織委の森喜朗会長は「(IOCに)都民、国民の理解を得るための努力を是非お願いしたい」と求め、「この調整委で納得できる結論を出すことが極めて重要」と述べた。

 一方、東京都の小池百合子知事は「開催都市とはいったい何なのか、怒りの声が寄せられている」とし「東京都に最後の段階まで相談がないまま、議論もないままで、極めて異例の事態ととらえている」と指摘した上で「開催都市の長として、都民の代表として、東京開催を望みたい。お互いの信頼なくして大会の成功はない」と述べた。

 IOCや組織委はできるだけ早期に都の了承を得て、発着点を含むコースの確定など具体的な計画づくりに移行することを目指しており、すでに組織委は札幌市中心部の大通公園を発着とし、コースは8月に行われる北海道マラソンをベースとする方向で検討に入っている。

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