2種目日本新の田中希実か全ての駅伝区間賞の広中璃梨佳か…日本選手権女子5000m

引用元:スポーツ報知
2種目日本新の田中希実か全ての駅伝区間賞の広中璃梨佳か…日本選手権女子5000m

 陸上・長距離種目の日本選手権が4日、大阪・長居陸上競技場で行われる。女子5000メートルでは、同種目日本歴代3位の14分59秒37を持つ広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=と今季1500メートルと3000メートルで日本新記録を樹立した田中希実(21)=豊田自動織機TC=が激突。ともに東京五輪参加標準記録をすでに突破しているため、優勝すれば代表内定となる。

 広中はシニアでの代表経験こそないが、世代トップの実力者。特に駅伝での強さは驚異的で、出場した主な駅伝では全てで区間賞を獲得している。11月のクイーンズ駅伝でも2年連続1区区間賞を獲得し、チームの2連覇に貢献した。さらに、ロードでの強さに加えて5000メートルでは日本人3人目の14分台をマーク。スピードにも磨きをかけた。

 田中は昨秋のドーハ世界陸上5000メートルで決勝に進出し、15分0秒01と自己記録を更新。今季は勢いではなく練習に裏付けられた結果を求めて世界クラスのスピードを求めた。コロナ禍で試合数が減っている中でも800メートルから5000メートルまで数多くのレースに出場し、高い水準でクリア。残り400メートルからのスパートは圧倒的。記録はもちろん、内容を見ても、世界と戦うことをイメージしていることが十二分にうかがえる。

 2人の自己記録の差はわずか0秒64。1秒に満たない差ではあるが、14分台か15分台かというのは意外にも精神的な壁を感じる部分でもある。広中はスピード持久力を生かして序盤から攻めることになるだろう。一方、田中は今季のレースを見ても戦略の幅が広い。スタートから飛び出してハイペースを刻むもよし、スローペースに持ち込むもよし。結果としてスパート勝負となれば好機が増える。

 代表内定へ優勝が絶対条件の大一番。勝負に徹する中でも好記録が期待され、02年に福士加代子(ワコール)が樹立した14分53秒22の日本新も視野に入るだろう。レースは午後4時50分スタート。

 ▼レーススケジュール

 15:30 女3000メートル障害

 16:05 男3000メートル障害

 16:24 男5000メートル

 16:50 女5000メートル

 17:15 女1万メートル

 17:53 男1万メートルB

 18:29 男1万メートルA報知新聞社

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