「胸や尻などアップにして無断で撮影」ネット拡散…女子選手が被害訴え、JOC対策乗り出す

 スポーツの女子選手が競技会場で性的な意図を感じさせる写真を撮影され、インターネット上で拡散されるなどの被害が相次いでいるとして、日本オリンピック委員会(JOC)が日本スポーツ協会(JSPO)と連携し、本格的な対策に乗り出すことがわかった。14日に会合を設け、今後の方針について協議する予定。

 関係者によると、日本陸上競技連盟から9月、JOCに相談があった。今年8月、日本代表経験のある複数の女子選手が日本陸連アスリート委員会に「胸や尻など体の一部分をアップにして無断で撮影されている」などと訴えたという。写真にみだらな言葉をつけられ、SNS上で広められるケースもあった。

 JOCは実態把握のため、すでに加盟競技団体からの聞き取り調査を始めている。今後もJSPOをはじめ関係機関と協力し、実効性のある対策を目指す。

 橋本五輪相は、13日の閣議後記者会見で無断撮影問題に触れ、「選手が安心して競技に打ち込める環境作りが一番重要。JOCや各競技団体は重要な問題として受け入れなければいけない」と述べた。

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