【陸上】明治大・手嶋杏丞 区間16位に沈んだ全日本大学駅伝から1年、攻めの走りで目指す1区区間賞

引用元:4years.
【陸上】明治大・手嶋杏丞 区間16位に沈んだ全日本大学駅伝から1年、攻めの走りで目指す1区区間賞

9月11日の日本インカレ10000mで、明治大学の手嶋杏丞(きょうすけ、3年、宮崎日大)は29分02秒30をマークしての8位(日本人5位)だった。夏合宿の最中にあったレースということもあり、日本インカレに向けては数日前に少し調整をしたのみ。疲労が抜け切れていなかったが、「自信を持ってスタートラインに立てました。レースでも積極的に走ってまとめられたのでよかったのかな」と振り返る。

コロナ禍、ぶれない走りを目指して体幹強化

レースは当初、レダマ・キサイサが引っ張る留学生の集団に、田澤廉(駒澤大2年、青森山田)と塩澤稀夕(東海大4年、伊賀白鳳)、そして手嶋が食らいつくという展開だった。4000m過ぎで留学生と田澤のトップ集団から塩澤と手嶋が遅れ始め、その後、手嶋は藤木宏太(國學院大3年、北海道栄)と西山和弥(4年、東農大第二)に抜かれたものの、最後まで粘った。

今大会ではタイムよりも勝負に徹しつつ、あわよくば28分台も狙っていた。記録は2秒30届かなかったが、「状態としては6~7割程度。まだ上がりきってなくて、まだどんどん上がっていく段階でのレースだったので」と、現状での走りとしてはまずまずの手応えを感じている。

手嶋はこれまでトラックシーズンに結果を残せていなかったこともあり、今年は5月の関東インカレで結果を出し、その勢いで夏合宿でさらに力をつけていこうと考えていた。しかし新型コロナウイルスの影響で、4~6月の約2カ月は各自での練習に切り替わった。ほとんどの選手が寮を離れて帰省した中、手嶋は寮に残った。

大学のグラウンドは使えなかったため、早朝の人がいない時間帯にロードを走るという程度。世の中の流れを見て、「前半シーズンは関東インカレも含めて試合は絶対ない」というのは想像できていた。せめてこの期間だからこそできることをしようと考え、後半でもぶれない走りを目指し、普段はしていなかったウエイトトレーニングや体幹トレーニングなどを徹底的にこなしてきた。6月になって集団でのポイント練習ができるようになってからは、このメンバーで戦っていくという気持ちを改めて高められたという。次ページは:昨シーズン、箱根駅伝予選会で大活躍するも……

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